お知らせ
御札の祀り方
・御札の祀り方
神棚のお札は、基本的に
中央に伊勢の神宮のお札、
向かって右側には産土(氏神)神社のお札、
左には崇敬している神社のお札が入ります。
また、お札の入る箇所が一つしかない神棚の場合は、上から「神宮大麻」「氏神様」「崇敬神社」の順で入れておまつりします。
【用語説明】
「産土神社」
その方の昔から住んでいる土地の神さま。
または、生れたところの神さまです。
今日では同じ意味合いで「氏神神社」という語も使用されています。
「神宮大麻」
伊勢の神宮のお札です。
伊勢の神宮は日本の大親神さまとして、全てに恵みを与えてくれる神さまです。
また、全国の総氏神と仰がれているため、必ず、神宮大麻を氏神さまのお札と併せておまつりください。
「崇敬神社」
氏神さまとは別に特に崇敬を寄せている神社から受けたお札は、神棚の向かって左側へおまつりします。
「晦日祓(みそかっぱらい/みそかばらい)」 〈歳神様〉
基本的には、盗難除けのお札。神棚ではなく、玄関の外側に貼っておまつりします。
また、大晦日にはお札の中に入っている幣束を取り出して、家族や家中をお祓いします。
お祓いした後は、またお札の中へ幣束を納めて下さい。
「荒神様(こうじんさま)」〈歳神様〉
火の神さまです。
晦日祓同様、本来は神棚ではなく、台所でおまつりいただくものです。
【よくある質問】
Q、お札はどのくらいの期間おまつりすればいいのですか?
A、お札やお守りは一年間おまつりを頂きまして、一年経ちましたらまた神社へお納めください。
Q、神棚のお供え物はどうしたらいいのですか?
A、神社では神職が毎日神さまへお供えをしていますが、一般家庭では毎日お供え物を交換するのが難しいという方もいらっしゃると思いますので、そうした場合には、そのご家庭で、例えば毎月一日、十五日に交換するとかきまりを設けることもお勧めします。
Q、お札を覆っている薄い紙は剥がしてしまってもいいのでしょうか?
A、大丈夫です。こちらはお札が皆様方のご家庭に着くまでに穢れてしまわないように、お札を包んでいるものですので、お札をおまつりする前に剥がしていただいても結構です。
Q、祈祷などを受けた際にいただいた木札などは神棚で一緒に置いてもいいのでしょうか?
A、もちろん、祈祷などを受けられた際に頂いたお札も神さまの分霊を戴いているものですので神棚の脇などに置いておまつりください。
Q、お札はどちら向きにおまつりすればいいのですか?
A、お札の正面が、「南」か「東」を向くようにしておまつりしてください。